1.著者と直虎との出会い~執筆の動機

著者と直虎との出会いは、NHKで大河ドラマが『おんな城主 直虎』に決まる、5年も前のことでした。ラジオで戦国時代に女の武将がいたと言う話を聞いたからでした。
群雄割拠した戦国の世で、しかも信玄や義元、信長、秀吉や家康などに囲まれた小さな国、遠江です。

この時から僕は直虎に関する本を読み、資料を集め始めました。そして深く知るにつれ、僕独自の直虎像ができ上がっていたのでした。

先人たちが考える直虎像とは違い、直虎と直親はロミオとジュリエットのよう、道好(政次)との絡みはマクベスのようだと感じました。
そして何よりもこの部分が肝心ですが、信長との運命的な出会いと対比を軸に描こうと決意しました。
こうして長い構想の末に、出来上がったのがこのもう一つの直虎『女城主直虎と信長』でした。

2.書きあげれど、取り合ってくれる出版社は無し~挫折を超えて

NHK『おんな城主 直虎』の放映より1年も前に出来上がっていたのに、そこは無名の著者のこと、不運が続きます。
出版してくれるところはありませんでした。

編集者が「面白い」と言って編集会議にかけてくれた出版社もあったのですが、結局編集トップの決断は不採用。
知名度の低いの著者の泣きどころを突かれました。

ようやく今年になって話がまとまり、出版にこぎつけたのが、放映も半年も過ぎた6月。
しかし、もともとNHKや先人たちとは違う直虎像を、世の中に絶対に提示してやるぞと思う著者の意地は変わりませんでした。

どうぞ、もう一つの直虎像が、少しでも多くの共感者を呼び、直虎がより理解されますように。


「今回、直虎人気に伴い、直虎に関係の深い中部地区のお店、特に名古屋の書店さんが本を平積みにしてくれています。その好意的なお店は以下の通りです。

愛須 隆介 著作「女城主直虎と信長」 販売店リスト:名古屋地域

愛須 隆介 著作「女城主直虎と信長」 販売店リスト:名古屋地域

愛須 隆介 著作「女城主直虎と信長」

もちろん東京などでも出版社の営業さんが、平積みにしてくれるよう頼んでくれています。が、無名の著者のこと、一般書店では予約が必要です。

ですがこの書店文化の危機を救うと思って、どうぞ近所の書店で予約してあげて下さい。


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